リンパマッサージ解説ナビ(方法・やり方)

便秘体質を改善

リンパ系は体内の毒素や老廃物を回収してまわる働きがありますが、最終的には回収した不要物は便や尿として体外に排泄されます。便秘などで排泄物が長時間大腸内に滞留するようになると、そこから再びいらないものが体内に吸収されてしまいますから、せっかくのリンパマッサージも無駄になってしまうことになります。幸い便秘もリンパマッサージで症状を緩和・改善することが出来ますから、便秘体質の人はぜひお試しください。


@腰の両脇をゲンコツでトントンリズミカルに叩く。 10〜15回程度でよいでしょう。骨盤の張り出した骨のやや下、太股の付け根の関節あたりです。腕を伸ばすと自然にその位置のあたりに手が当たります。

Aおへその下のやや左側を両手の手のひらでぐっと押し込みます。5〜6回、痛みを感じない程度でなるべく強い力を入れます。やや広い「面」で圧迫する感じでやってください。

B下腹部の両側(間にゲンコツが一個入るぐらいの間隔を開いて)に、四本の指を揃えて差し込むように体の奥に押し入れます。やや上に持ち上げる感じでおなかの力を抜いて押さえるのがコツです。これも5〜6回、ゆっくりと行ってください。

C下腹部に両手のひらを重ねて置き、おへそを中心に時計回りに下腹部を回転するようにさすります。このとき、手は必ず時計回りに回転させてください。腸の形に沿って刺激をあたえることで腸の蠕動を促します。これも5〜6回繰り返します。

▲このページの上部へ

Copyright (C) 2009 リンパマッサージ解説ナビ All Rights Reserved.