生理痛が激しい人や、生理不順になりやすい人は次のようなマッサージを行ってみてください。ホルモンのバランスを整えることで症状が和らぎます。
またこのマッサージは冷え性の改善にも役立ちます。なお、このマッサージは仰向けに寝た姿勢と、椅子に座った姿勢の両方があります。暖かいタオルも必要ですから、事前に準備をしておきましょう。暖かいタオルは、タオルを濡らして絞り、電子レンジで暖めると簡単に準備できます。
@床にバスタオルを敷き、その上に仰向けに寝ます。暖かいタオルを腰の下に入れ、尾てい骨の上にあるくぼみを中心に暖めるようにします。こうすることで上半身と下半身のリンパの流れがスムーズになります。続いて、寝たまま膝を立てて足の付け根の溝を親指の腹で上から下に(骨盤の最も高いところから股間に向かって)なでます。
A椅子に座ってふくらはぎを足首からひざの方向に向かってリンパを押し上げます。指先ではなく、手の甲や腕の外側など「面」で押し上げてゆくのがポイントです。
B片腕を太股の裏側にくぐらせ、もう片方の手でそれを引き上げるようにして太股の裏を押さえ、ひざの裏から太股の上部にさすり上げていきます。
Cくるぶしの内側からひざの内側、そして太股の内側と手のひら全体を使ってなであげてゆきます。
D腰の後ろに両手をあて、仙骨(尾てい骨の上の骨)にむかってななめにさすり降ろします。
E仙骨の周辺を押さえると気持ちのよい場所があるはずです。そこを両手の指先でしばらく押してみてください。
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